よくある質問やトラブル事例と対処法

2026年2月
  • トイレ便座の寿命と自分で交換するメリット

    知識

    トイレの便座にも寿命があることをご存じでしょうか。一般的に、普通便座は約10年、温水洗浄便座などの機能付き便座は約7~10年が交換の目安とされています。長年使用していると、プラスチック部分の黄ばみやヒビ割れ、温水洗浄機能の不具合などが発生しやすくなります。これらのサインが見られたら、交換を検討する良い機会です。自分で便座交換を行う最大のメリットは、やはりコスト削減です。業者に依頼した場合にかかる出張費や工賃を節約できるため、新しい便座本体の費用だけで済ませられます。また、自分のペースで作業を進められるため、焦らず丁寧に行うことができます。この機会に、最新の節電機能付きや、オート洗浄機能、脱臭機能など、多機能な便座にグレードアップすれば、日々のトイレタイムがより快適になることでしょう。少しの手間を惜しまなければ、費用を抑えつつ、トイレ空間の質を高めることができます。ご自宅のトイレ便座を自分で交換する際に、どのような工具が必要で、どのような手順で進めれば良いのか、事前に把握しておくとスムーズです。一般的に、便座交換に必要な基本的な工具は、プラスドライバー、マイナスドライバー、モンキーレンチ(またはスパナ)、そして雑巾やバケツです。便座の種類によっては、付属の専用工具を使う場合もあります。具体的な手順としては、まずトイレの止水栓を閉めて、ウォシュレット付きの場合は電源プラグを抜きます。次に、古い便座を便器に固定しているボルト(通常は便器の裏側から締められています)を緩めて取り外します。この際、サビなどで固い場合は、無理せず少しずつ力を加えるか、潤滑スプレーを使用しましょう。古い便座を外したら、便器をきれいに掃除します。そして、新しい便座を便器の穴に合わせて置き、ボルトでしっかりと固定します。最後に止水栓を開け、水漏れがないか確認し、ウォシュレットの場合は試運転を行って完了です。

  • 冬の朝、急にお湯が出ないのは「給湯管の凍結」が原因かも?

    知識

    厳しい冷え込みに見舞われた冬の朝、顔を洗おうと蛇口をひねっても、お湯どころか水さえもチョロチョロとしか出てこない。もし、あなたが寒冷地にお住まいで、給湯器を屋外に設置している場合、その原因は、機械の故障ではなく、給湯器に接続されている「給湯管の凍結」である可能性が極めて高いです。気温が氷点下になると、配管内に残っていた水が凍りつき、氷の栓となって水の供給を完全にストップさせてしまうのです。給湯器周りの凍結は、主に二つの配管で起こります。一つは、水道から給湯器へ水を供給するための「給水管」。そしてもう一つが、給湯器で作られたお湯を家の中へ送るための「給湯管」です。どちらが凍結しているかを見分けるには、まず給湯器のリモコンをオフにし、家の中の蛇口をお湯側ではなく「水側」にひねってみます。もし水が勢いよく出るのであれば、水道の元栓から蛇口までの配管は凍結しておらず、問題は給湯器周りにあると絞り込めます。凍結が疑われる場合、絶対にやってはいけないのが、焦って配管に「熱湯をかける」ことです。急激な温度変化は、凍結して収縮している金属製の配管や、内部のパッキンに深刻なダメージを与え、最悪の場合、配管を破裂させてしまう危険性があります。安全に解凍するためには、時間と忍耐が必要です。最も安全な方法は、気温が上昇する日中まで「自然に溶けるのを待つ」ことです。もし、どうしても早く使いたい場合は、凍結していると思われる配管部分にタオルを巻きつけ、その上から「40〜50度程度のぬるま湯」を、ゆっくりと、根気よくかけ続けます。ドライヤーの温風を、低温設定で、少し離れた位置から当てるのも有効です。しばらくして、蛇口からチョロチョロと水が出始めたら、解凍が始まったサインです。凍結を未然に防ぐためには、天気予報で氷点下になることが予想される日の夜は、給湯器の凍結防止機能(ヒーターや自動ポンプ運転)が作動するように、給湯器のブレーカーは落とさない、浴槽の水を循環口より上まで張っておく(追い焚き機能付きの場合)、あるいは、少量の水を出しっぱなしにしておく、といった対策が非常に効果的です。